
令和7年5月29日
アフリカ支援 アサンテ ナゴヤ 新理事長
内海 眞
「アフリカ支援 アサンテ ナゴヤ」は、今から15年以上前の2008年1月に発足しました。発足時のメンバーの幾人かは、2000年からケニアのナイロビにあるスラム・プムワニ村の無料医療キャンプとHIV感染症予防活動(稲田頼太郎博士中心)に参加してきましたが、2009年にはアサンテ ナゴヤの活動の場をケニア西部に位置するゲム村に移すことにしました。その理由は、名古屋在住の讃岐珠緒さんが彼女のケニアの親友であるメリーさんの故郷ゲム村のHIV感染症/AIDSの蔓延状況を何とか食い止めてほしい、と言う依頼をアサンテ ナゴヤにされたからです。我々はプムワニ村の支援を釧路の宮城嶋先生のチームに委ね、2009年にゲム村の調査旅行を実施し、翌年から毎年1回の無料医療キャンプを開始したのです。同時に、ゲム村における我々との協働組織であるRUNELD(Rural New Life Development:NGO)への経済的支援をも開始しました。